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椎間板ヘルニア

気になる病気の症状・原因・予防

背骨を構成する、椎骨どうしの間にある椎間板という軟骨がはみ出した状態を、椎間板ヘルニアといいます。主に、首のあたりの頚椎椎間板ヘルニアと、腰のあたりの腰椎椎間板ヘルニアに分類されます。

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  • 治験情報

椎間板ヘルニアの症状

椎間板(ついかんばん)ヘルニアとは

椎間板(ついかんばん)ヘルニアとは

人間の背骨は椎骨(ついこつ)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)という骨からなり、椎骨は大きく分けて頸椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)の3つに分類されます。椎骨と椎骨の間には椎間板(ついかんばん)という円板状の軟骨があり、背骨への衝撃や体重などの負担を緩和するクッションの役割を果たしています。この椎間板がはみ出した状態のことを椎間板ヘルニアと言います。はみ出した椎間板が神経を圧迫することにより、痛みやしびれなどの諸症状が発生します。

椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアは、主に頸椎(首)と腰椎(腰)に発生します。前者を頸椎椎間板ヘルニア、後者を腰椎椎間板ヘルニアと呼びます。代表的な症状としては痛みやしびれなどがあります。症状が進行すると、患部以外の箇所(手や足など)にまで影響が出る場合もあります。
具体的な症状については、以下の通りです。

頸椎椎間板ヘルニアの症状

  • 首の痛み
  • 手のしびれ
  • 足のしびれ
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • めまい

頸椎椎間板ヘルニアの症状

腰椎椎間板ヘルニアの症状

  • 腰の痛み
  • 腰のしびれ
  • 足の痛み
  • 足のしびれ
  • 排尿障害
  • 歩行障害

腰椎椎間板ヘルニアの症状

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椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアは、椎骨と椎骨の間にある椎間板がはみ出して神経を圧迫することにより発生します。椎間板のはみ出しは、内的な要因である加齢と、外的な要因である椎間板への過度の負荷により起こるとされています。
具体的な原因としては、以下のものが挙げられます。

頸椎椎間板ヘルニアの原因

  • 加齢
  • 長時間同じ姿勢/悪い姿勢
    (猫背、パソコンを使ったデスクワークなど)
  • 首への衝撃

頸椎椎間板ヘルニアの原因

腰椎椎間板ヘルニアの原因

  • 加齢
  • 長時間同じ姿勢/悪い姿勢
    (前かがみ、パソコンを使ったデスクワークなど)
  • 腰への急激な負荷
    (力仕事、重いものを持ち上げるなど)
  • 激しい運動
  • 肥満
  • 腰椎を支える腹筋や背筋の筋力不足

腰椎椎間板ヘルニアの原因

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椎間板ヘルニアの検査と診断

椎間板ヘルニアの診断

椎間板ヘルニアの診断

椎間板ヘルニアの診断としては、問診、身体所見、画像所見が挙げられます。身体所見が中心であり、画像所見はそれを裏付けるものという位置づけにあります。身体所見と画像所見が一致した時に診断が決まります。
具体的な診断方法は、以下の通りです。

椎間板ヘルニアの診断

名称 特徴
問診 症状、きっかけ、経過、既往歴などについて医師が質問を行う
身体所見 身体を動かすことで可動範囲や痛みを感じる箇所などを調べる
画像所見 X線:軟骨である椎間板は写らないが、背骨の状態を確認することができる
CT:背骨についての詳細な情報を得ることができる
MRI:磁気を利用した装置により椎間板の状態を詳細な画像にすることができる

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椎間板ヘルニアの治療法

椎間板ヘルニアの治療

頸椎椎間板ヘルニアと腰椎椎間板ヘルニアとで治療する部位は異なりますが、治療方法自体は基本的には同じです。椎間板ヘルニアの治療としては、保存療法と手術療法があります。基本的には保存療法が中心ですが、症状の改善が見られない、症状が重い、排尿障害や歩行障害の症状があるなどの場合には手術療法を行います。
具体的な治療方法については、以下の通りです。

保存療法

名称 特徴
薬物療法 消炎薬や鎮痛薬などの服用や塗り薬や貼り薬の外用により痛みを抑える
装具療法 コルセットなどの装具により患部を固定し安静にする
温熱療法 温めることにより血行を促進させ痛みやこりを軽減させる
牽引(けんいん)療法 牽引により椎間板への圧力を減らし痛みを軽減させる
神経ブロック療法 強い痛みがある箇所に麻酔薬や消炎鎮痛薬などを注射することで痛みを軽減させる


手術療法

名称 特徴
後方椎間板切除術 背中側を切開しヘルニアを摘出する
経皮的髄核摘出術 椎間板に管を差し込みヘルニアを摘出する
レーザー治療 レーザー光線によりヘルニアを焼く

また椎間板ヘルニアの予防としては、運動を行い筋力の向上をはかる、姿勢や動作に気をつける、首や腰に急な負担がかからないよう注意するなどの日常的な対策があります。

※治療に当たっては、必ず専門医(整形外科)にご相談ください。

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椎間板ヘルニアの治験情報

  • 関連する治験情報はありません


治験に参加するメリット

治験は本人の自由意志で参加することが出来ます。

強制ではありません。治験を途中で中止することも可能です。


  • 一般の診察より詳しい検査や診察が行われ、自分の体や病状をより詳しく知ることができます
  • 治療方法の選択肢が増え、効果の期待できる薬や最新の医療をいち早く受けることができます
  • 治験薬や検査にかかる費用の全額(または一部)を製薬会社が負担してくれます
  • 治験薬を服用している間の薬剤費が軽減される場合があります
  • 交通費などの経済的負担を軽減するため、治験期間中は一定の協力費(負担軽減費)が支給されます
  •   (負担軽減費の例:2泊3日×2回⇒8万円)


被験者さんの診察待ち時間を短くするために、治験専門の外来診察が設置される場合があります。

治験に参加することは、病気で苦しんでいる患者さんに役立つことになり、医療の発展という社会貢献につながります。

   

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治験とは?

治験とは?

製薬メーカーが開発した薬剤を医薬品(お薬)として世に出す為には、事前に厚生労働省の承認・認可を得ることが法律で義務化されています。
この承認を得るために行う「治療を兼ねた試験」を「治験(ちけん)」と言います。
治験は、前臨床試験で有効性や安全性を十分に確認した後に、健康な人や対象疾患の患者様に対して実施されます。
私たちが普段使う薬は全て、多くの一般の方々が治験ボランティアとして治験に参加した結果、承認されたものです。
同じ悩みを持つ多くの患者様のためにも「治験」へのご協力をお願いいたします。

治験ボランティアとは?

治験に自発的に参加・協力していただける方を「治験ボランティア」と呼んでいます。
治験参加中は、交通費や検査等の負担を軽減する目的で、負担軽減費が支払われます。

治験の流れ

  • 第1相試験

    健康な成人

    安全性や吸収・排泄等の確認

  • 第2相試験

    少数の患者

    用法・用量の確認

  • 第3相試験

    多数の患者

    既存薬やプラセボ等との比較

  • 製造販売後臨床試験

    より多数の患者

    治験を経て承認された薬が市販された後、より多くの患者様の治療で使われたときの効果や安全性を確認

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